2009年1月27日火曜日

IE 8 リリース候補版提供開始

CNET Japanによると
したようです。
マイクロソフトサイトでも説明されています。
かなりの点が改善されているようです。ソレはソレでいいのですが、
IE 8 の問題点として、ウェブサイトによっては表示が IE 7 と異なる場合があります。その対処として互換機能ボタンが用意されていますが、いちいちユーザーがこれを押さないといけません。もちろん、指定サイトを常に互換機能で表示するようにセッティングはできるようですが(Beta2より自動化が進んでいる)、いちいち一般ユーザーがそんなことするでしょうか。

ChromeFirefoxSafariにシェアを奪われていっている中で、この機能の意図が理解できません。この非互換表示によって、表示スピードが極端に上がり、Chrome や Safari を上回る表示速度を発揮するのならまだ理解できますが、IE 8 Beta2 日本語版をテストしたときは IE 7 よりは速いが、Chrome とは比べ物にならなかったのです。

IE 8 Beta2 はダウンロードして使ってみたいのですが、前回IE 8 Beta2 をインストールすると、既存のサードパーティソフトに不具合が出たので気が引けます。CNETではBeta2からそれほど変わっていないとレポートされているので、この辺が不安です。まあ、またやってみます。

以前IE7で問題なく表示されていたものが、IE8ではズレが出るからといって、SEO上の問題は別物でしょう。Liveサーチでは問題が出るかもしれませんが、その他のエンジンでは関係ないはずです。ただ、ユーザーにとっては、勝手に表示形式を変えられたら、ますますシェア下落につながるのではないでしょうか。


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